サマータイムマシン・ブルース
2005年公開、本広克行監督の映画「サマータイムマシン・ブルース」から。
概要
同人誌なのですが、商業発表されたラポートと一迅社の「こみっくパーティー」アンソロジー関係がほとんど詰まっているため、「事実上の作品集」だったりします。
なお、リファイン前のものは確認できません。
- 三つ数えろ:ラポート「こみっくパーティー5」2002・大幅リファイン
- LIME LIGHT:ラポート「こみっくパーティー3」2002・大幅リファイン
- TRIPLE TROUBLE:ラポート「こみっくパーティー4」2002・大幅リファイン
- Adaptation:一迅社「こみっくパーティー18」2004・小規模リファイン
- 吼えろ鉄拳:一迅社「こみっくパーティー20」2004
- 金融腐蝕列島:一迅社「こみっくパーティー21」2004
- あさひへの異常な愛情:一迅社「こみっくパーティー23」2004
- かーとぅーんフェスティバル:同人誌「キネマの天地」2002
- WIMBLEDON:一迅社「こみっくパーティー24」2005
- 電車女:同人誌「蔵の中 2」2005
- アイドルを探せ:一迅社「こみっくパーティー26」2005
- 白い巨塔:同人誌「蔵の中 1」2004
- 素晴らしき哉、人生!:一迅社「こみっくパーティー27」2005
- いまを生きる:一迅社「こみっくパーティー30」2006
- LAST SONG:同人誌「蔵の中 3」2006
- 8月の約束:同人誌「JAM FILMS 1」2003
- 東京夜話:同人誌「蔵の中 2」2005
P3 1-5コマ
「その子たちがなにをしたんだ?」
「やあ マスカラスさん! こいつら とんでもねえガキでね こみパの頃は良かったけれども近年のLeafは眼鏡っ娘キャラに微塵も愛情無いっぽいよ! とか耳の痛い事ほざいてるところをフンづかまえたんでさ!」
「さあ わたしからのプレゼントだ。この20ドルで新生『TtT』で眼鏡ッ娘を消した抗議の葉書を本社に何枚も送りつけて、残りはコーラでもかいたまえ」
「わあッ ありがと! 夢みたいだ! マスカラスさんて、やっぱりぼくらが想像してたとおりの人だねッ!」
原作:梶原一騎×作画:原田久仁信の漫画「プロレススーパースター列伝」千の顔をもつ男!ミル・マスカラスから。
原作でのやりとりはこんな感じ。↓
魔王デストロイヤーの急所頭突きに地獄へおとされた悪夢の日本から、本拠地ロサンゼルスへ帰っても……マスカラスの心ははれなかった……
「その子たちがなにをしたんだ?」
「あんたがたの命がけの試合をタダで見物しようと わしらの目をぬすんで
場内へもぐりこもうとするのをフンづかまえたんでさ!」
「無料入場か……」
「マスカラスさんの試合をどうしても見たかったんです!だって ずっと日本遠征してたし……
お金があったらタダで入ろうなんてしないよッ! 大ファンなんだもの!
ぼくらを軽ベツしないでッ 相手がマスカラスさんじゃ悲しいよ!」
──おれの少年時代の姿そのままだ! おれも貧しく だが憧れの”聖者エル・サンド”を
みたい一心で 彼の試合や出演映画に無料入場したことが何度かあるッ!
「さあ わたしからのプレゼントだ。この20ドルで5ドルのリング・サイドに入り
残りはコーラでもかいたまえ」
「わあッ ありがと! 夢みたいだ! マスカラスさんて やっぱりぼくらが
想像してたとおりの人だねッ!」
──そうだ! いつまでも日本での悪夢にこだわらず あの子らのためにも
全力ファイトをやればいいッ……
「TtT」はプロレスの団体っぽく言っているが、Leafのゲーム「Tears to Tiara」のリメイク作品「ティアーズ・トゥ・ティアラ 花冠の大地」のこと。
なお一般作品なので、発売元はアクアプラス。
管理人的に、オクタヴィアさんは心の眼鏡をかけていると思う。アロウンにはやらん。
- 最終更新:2012-09-22 07:47:49